バレエ『くるみ割り人形』ボリショイバレエ団


これまでは『くるみ割り人形』といえば、ロイヤルのピーター・ライト版でしたが、ワイノーネン版を下敷きとしたグリゴローヴィチ版を見るのは初めてと思います。
マーシャが、最初から最後まで踊り、子どものクララと金平糖の精に分けて演じるグリゴローヴィチ版とは異なります。
意外だったのは、ディベルティスマンが充実していたことですね。アラビアの踊りや中国の踊りが魅せました。
背景がシャガールの絵のようでした。
とても良い公演だったと思います。ただし、やはりピーター・ライト版の方が好きですね。